世界中のユーザーを対象に動画を投稿したり試聴が楽しめるTikTok(ティックトック)。
そんなTikTok(ティックトック)をビジネスに利用して収入を得ていきたいという人もいるでしょう。
これまで収益化できないといわれていたTikTok(ティックトック)ですが、2022年現在ではTikTok(ティックトック)オリジナルの収益化プログラムが登場しています。
ここでは、TikTok(ティックトック)の収益化プログラムと収入を得る方法を詳しく解説していきます。
TikTok(ティックトック)の収益化プログラムと収入を得る方法を詳しく解説
TikTok(ティックトック)の収益化プログラムとは?
TikTok(ティックトック)はこれまで収益化できないSNSであるという位置付けだった期間が長いのですが、2021年頃からクリエイターのための収益化プログラムが始動し始めました。
TikTok(ティックトック)の収益化プログラムの名称は「Creator Next(クリエイターネクスト)」というプログラムになっており、以下のような5つの方法で構成されています。
- クリエイターファンド
- クリエイターマーケットプレイス
- 動画ギフト
- LIVEギフト
- チップ
TikTok(ティックトック)の「Creator Next(クリエイターネクスト)」は、TikTok(ティックトック)公式の収益化をサポートしてくれるプログラムです。
利用にはそれぞれいくつかの条件などもありますので、次項より詳しくみていきましょう。
TikTok(ティックトック)の収益化プログラム クリエイターファンド
TikTok(ティックトック)の収益化プログラムである「Creator Next(クリエイターネクスト)」の中で利用できるサービスの1つめがクリエイターファンドです。
TikTok の10億ドルのクリエイターファンド。
1,000 ビューあたり約 2.5 セントと案外低い収益になってるそう。 TikTok は YouTube と違って、動画間に表示される広告収益をインフルエンサーと分け合ってない分、クリエイターファンドが主なマネタイズだった。 The Information より — 濱本 至 | theLetter ✉️ (@itarumusic) January 25, 2022
TikTok(ティックトック)の収益化プログラムのクリエイターファンドとは、TikTok(ティックトック)運営が提供するTikToker(ティックトッカー)のための基金のようなものになっています。
もっと簡単にいえばクリエイターファンドは、TikTok(ティックトック)運営からTikToker(ティックトッカー)がボーナスをもらえる仕組みです。
近年、Facebook、Instagram、Twitterなど、SNSでユーザーを定着させる競争が激化しており、格SNSプラットフォームはユーザーが他のSNSに流出しないように囲い込みを行い始めています。
そしてこのユーザーの囲い込みの手段の1つとなっているのが、クリエイターズファンドです。
クリエイターズファンドで収入を得るためには、18歳以上であることの他に、再生回数やフォロワー数が基準をみたいしている必要があります。
またクリエイターズファンドで収入を得るためには、別途で申し込みが必要になり、アカウント管理画面から自分のTikTok(ティックトック)アカウントをプロアカウントに変更してください。
TikTok(ティックトック)の収益化プログラム クリエイターマーケットプレイス
TikTok(ティックトック)の収益化プログラムである「Creator Next(クリエイターネクスト)」の中で利用できるサービスの2つめが「クリエイターマーケットプレイス」です。
TikTok って全てにおいてYouTubeの上じゃん、、 この世のインフルエンサーたちよ、今すぐTikTokマーケットプレイスに登録を!
— ならーだいー (@mqPoWiJE18O1TD9) April 4, 2022
クリエイターマーケットプレイスは、TikToker(ティックトッカー)と広告主をダイレクトに引き合わせるためのオンラインプラットフォームになっています。
企業が特定の商品やサービスを紹介してもらえるTikToker(ティックトッカー)をダイレクトに探すことができるサービスです。
広告主に声がけしてもらったTikToker(ティックトッカー)は、指定の商品やサービスを動画上などで紹介することで広告主からの報酬が得られるという収益化プログラムになっています。
クリエイターのジャンルや過去動画のパフォーマンスなどから広告主がTikToker(ティックトッカー)をマッチングできるのが大きな特徴です。
意欲的に広告収入を得たいというユーザーにも是非利用してほしいサービスになっています。
ただしクリエイターズファンド同様に、年齢制限やフォロワー数、再生回数などの条件がありますので、広告案件を積極的に取得したいという人は、まずは利用条件の詳細を確認してみてください。
TikTok(ティックトック)の収益化プログラム 動画ギフト・LIVEギフト・チップ
TikTok(ティックトック)の収益化プログラムである「Creator Next(クリエイターネクスト)」の中で利用できるサービスの3つめが「動画ギフト・LIVEギフト・チップ」です。
TikTok開いたら 動画ギフトみたいな欄ができてて ついに私も動画ギフト貰えるんかな!? ってワクワクしたのに… フォロワーさん10万人いないとダメなんだって😭 pic.twitter.com/sZSK6h8glh
— かなざわ🐼🎮 (@knzw_fvs) February 12, 2022
TikTok(ティックトック)の収益化プログラムの中でも、TikTok(ティックトック)リスナーからの投げ銭スタイルで成り立っているのが、「動画ギフト・LIVEギフト・チップ」になります。
日本では現在のところLIVEギフトがメインで利用されており、ユーザーがTikTok(ティックトック)上で課金して仮想ギフトを購入して、TikToker(ティックトッカー)にそのギフトをプレゼントすることで収益化が行われるという仕組みです。
動画ギフトやチップなども仕組みとしてはほぼ同じですが、ギフトを贈れる場所が異なります。
「動画ギフト・LIVEギフト・チップ」いずれも受け取るためには、年齢やフォロワー数・再生回数などの条件を満たす必要があるでしょう。
TikTok(ティックトック)の収益化プログラムと収入を得る方法を詳しく解説まとめ
今回は、TikTok(ティックトック)の収益化プログラムと収入を得る方法を詳しく解説してきました。
現在は、ここで紹介したTikTok(ティックトック)の収益化プログラムが主流になっていますが、今後は、動画再生中に広告が流れる広告収入なども採用される予定です。
TikTok(ティックトック)の収益化プログラムは今後もどんどん選択肢が広まっていく予定ですので、興味のある人はこまめにチェックしていくとよいでしょう。