動画の視聴の他に、自分で作った動画を投稿して公開できるYouTube(ユーチューブ)。
そんなYouTube(ユーチューブ)で動画の投稿にこれからチャレンジしてみたいという人も多いはずです。
YouTube(ユーチューブ)に動画を投稿する際には、音楽やBGMを動画の中で使うという人も多いと思いますが、注意しなければならないのが音楽やBGMの著作権でしょう。
ここでは、YouTube(ユーチューブ)の音楽・BGMの著作権を分かりやすく解説していきます。
YouTube(ユーチューブ)の音楽・BGMの著作権を分かりやすく解説
YouTube(ユーチューブ)の音楽・BGMは著作権を侵害する恐れがある
YouTube(ユーチューブ)で自分の好きな曲を歌った動画を投稿したい人、好きなBGMをかけながらトークした動画を投稿したい人などもいますよね。
そんなYouTube(ユーチューブ)で音楽やBGMを利用する人が注意しなければならないのが、著作権です。
そもそも著作権とは、その音楽・BGMを作った人などの権利のことを指しています。
つまり著作権を持った人や機関に無断で、音楽やBGMを利用することは、著作権を侵害している可能性があるのです。
自分の好きなアーティストの曲や、現在流行っている曲を歌いたい、BGMにしてYouTube(ユーチューブ)動画としてアップしたいという人も多いと思いますが、まずは著作権を侵害しないかを確認することが必要になります。
また日本では流行っていない海外の曲などでも著作権を侵害する恐れがありますので、必ず事前に著作権の確認を行うのがよいでしょう。
今日の雑談配信なんですが、何個かYouTubeの動画流した結果、一部の国で著作権引っかかるみたいなので、日曜日いっぱい公開後、一度非公開にしようと思います〜ご迷惑おかけしますがよろしくお願いします!
— えーやん (@eita_n_n) November 28, 2020
著作権を侵害している音楽やBGMを利用すると、著作権侵害としてYouTube(ユーチューブ)に投稿した動画が削除されたり、そもそも投稿できないなどの弊害が生じます。
また悪質な著作権侵害があったとYouTube(ユーチューブ)側に判断された場合には、アカウントBANなどのペナルティが課せられることもありますので注意してください。
YouTube(ユーチューブ)の音楽・BGMは著作権はまずはJASRAC登録曲かどうかを確認してみるのがおすすめ
YouTube(ユーチューブ)の音楽・BGMの著作権を確認するのにおすすめなのが、まずはJASRAC登録曲かどうかを調べるという方法があります。
そもそもJASRACとは、正式名称が一般社団法人日本音楽著作権協会というものであり、日本の音楽の著作権を管理している大きな団体です。
このJASRACとYouTube(ユーチューブ)は、JASRACの管理している楽曲を利用できる包括契約を締結しています。
つまり「JASRACの登録曲であれば、YouTube(ユーチューブ)で自由に使っていい」という意味です。
ただし、JASRACの登録曲であっても、以下の2つの条件を守った上での利用が求められます。
- CD音源やプロモーションビデオなどの音源・映像を使用しないこと
- カラオケ音源を無断で使用しないこと
YouTubeにカラオケの音源とか映像をアップしてる人は ある日突然、音消されたり チャンネルBANされる危険があるのわかってるのかな?💦 細かい著作権の話になると 「歌ってみた」自体がグレー(ニコニコならOK)だから割愛するけど カラオケ(ニコカラも含む)音源とか映像は見つかったら即消されるよ💦
— サイモン🦏 12/5 イカサマPaRaDoX (@SIMON_hachimits) May 31, 2020
つまりJASRAC登録曲をYouTube(ユーチューブ)でBGMや音楽として利用するのであれば、具体的に以下のような条件を満たす必要があるのです。
- 自分でアカペラで歌う
- 自分で音源を制作する
- フリー音源を利用する
このような条件を満たしていれば、JASRACに登録している楽曲であっても、利用することができるようになっています。
またYouTube(ユーチューブ)では、JASRAC以外にもジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)やイーライセンスなどの機関と楽曲を利用できる包括契約を締結済みです。
よってジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)やイーライセンスに登録されている音楽やBGMもJASRAC登録楽曲と同様の条件で利用できるでしょう。
YouTube(ユーチューブ)の音楽・BGMは著作権 JASRACに登録されていないものは勝手に使ってもよいのか。
YouTube(ユーチューブ)では「JASRAC」「ジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)」「イーライセンス」という3つの機関と楽曲を利用できる包括契約を締結しています。
しかしこの3つの機関のどれにも登録されていない楽曲を利用したいという人もいるでしょう。
どの機関にも登録されていない楽曲であっても、自分のオリジナル音楽・BGM以外であれば著作権を侵害してしまう可能性があります。
特にYouTube(ユーチューブ)で自作の音楽やBGMを公開している一般の方の楽曲を使用したいという人も多いでしょう。
あの…🍓👑のイラストを編集して動画作るのに挑戦しようかなって思ってるんですけど、BGMに🍓👑の曲を使うのって著作権的に大丈夫ですか?(YouTubeの公式に上がっている曲です) 知っている方いたら教えて欲しいです🙇♀️
— らむね (@Ramune_stpr) December 5, 2020
たとえば、ある程度ファンの多いYouTuber(ユーチューバー)の場合、プロフィールページなどに「自分の楽曲を使ってもいいよ!」などのメッセージを入れている人も多くなっています。
そのためYouTuber(ユーチューバー)のオリジナル楽曲などを利用したい場合には、その人のYouTube(ユーチューブ)チャンネルを確認してみるのもおすすめです。
またプロフィールなどに著作権に関する事項を記載していないYouTuber(ユーチューバー)でも、直接使ってもいいかどうかを聞くと答えてくれる場合もありますよ。
YouTube(ユーチューブ)の音楽・BGMの著作権を分かりやすく解説まとめ
今回は、YouTube(ユーチューブ)の音楽・BGMの著作権を分かりやすく解説してきました。
YouTube(ユーチューブ)の音楽・BGMは、オリジナル楽曲ではない限り利用する前に著作権について確認しておく必要があります。
JASRACなどの機関に登録されている曲なのか、それ以外なのかを確認した上で、YouTube(ユーチューブ)で利用できる音楽・楽曲なのかについて調べていきましょう。