YouTube(ユーチューブ)のブラウジング機能ってなに?
ブラウジング機能から、自分の動画をおすすめとして表示したいけれどどのようにしたらいいの?
ところでブラウジング機能と関連動画は別物なの?もし別ならその違いを知りたい。
このようにお考えの方に向けて、YouTube(ユーチューブ)の運営にかかせないブラウジング機能について解説していきましょう。
YouTube(ユーチューブ)のブラウジング機能を分かりやすく解説
YouTube(ユーチューブ)のブラウジング機能を流れに沿って解説していきます。
- 目次1.YouTube(ユーチューブ)のブラウジング機能とは?
- 目次2.ブラウジング機能と「関連動画」はちがうの?
- 目次3.ブラウジング機能に表示される動画の特徴
- 目次4.YouTube(ユーチューブ)のブラウジング機能の重要性
- 目次5.ブラウジング機能からの流入を確認する方法
YouTube(ユーチューブ)のブラウジング機能とは?
ブラウジング機能とは、YouTube(ユーチューブ)が視聴者におすすめの動画を紹介する機能をさしています。
YouTube(ユーチューブ)のホーム画面に表示される動画は、ブラウジング機能によって決められます。
ブラウジング機能によって表示された動画は、視聴者の目に触れる機会が多いため、動画の表示回数や視聴回数を伸ばすことができます。
YouTube(ユーチューブ)はユーザーが視聴した動画の履歴や検索キーワードをインプットして、独自のアルゴリズムに沿っておすすめの動画を表示します。
YouTube(ユーチューブ)のブラウジング機能と「関連動画」はちがうの?
YouTube(ユーチューブ)のブラウジング機能と関連動画はおすすめの動画を表示するものですが、違いがあります。
ブラウジング機能は、YouTube(ユーチューブ)のホーム画面に表示され、視聴者の履歴や検索キーワードなどからユーザーの好みのをもとにニーズに沿っているであろう動画を表示します。
一方、関連動画は、視聴している動画の右サイドバー、スマホであれば視聴動画の下部、そして動画の視聴後に表示される動画をさしており、同じチャンネルやジャンルの動画を表示します。
もうひとつ、YouTube(ユーチューブ)のキーワード検索では、視聴動画はもちろんタイトル・概要欄・タグをもとに、視聴者が検索したキーワードと関係性の高い動画を表示します。
YouTube(ユーチューブ)のブラウジング機能に表示される動画の特徴
YouTube(ユーチューブ)のブラウジング機能に表示される動画は、ホーム画面に表示されます。
一方、関連動画は視聴画面上で表示され、今ユーザーが視聴している動画と関連性の高い動画が表示されることが特徴と言えるでしょう。
一方、ブラウジング機能によってホーム画面に表示される動画は、動画の視聴やトータルの利用実績に基づいて動画の選定が行われることが特徴です。
YouTube(ユーチューブ)のブラウジング機能の重要性
YouTube(ユーチューブ)のブラウジング機能によって、おすすめ動画として紹介される重要性は高いと言えます。
ブラウジング機能・関連動画・キーワード検索が主にYouTube(ユーチューブ)の流入口になりますが、各流入口の割合をチェックしましょう。
あるチャンネルのデータによると、YouTube(ユーチューブ)の総再生時間のうち、ブラウジング機能からの流入は全体の30%、関連動画とキーワード検索は20%という結果になり、ブラウジング機能からの視聴率がもっとも高くなっています。
視聴者数の割合も、ブラウジング機能と関連動画は各全体の20%を占めているという報告があります。
他のチャンネルのデータでも動画再生数の約86%がブラウジング機能から、インプレッションによるクリック率も関連動画は14%、ブラウジング機能は約8%、検索は5%と高い割合を示しています。
このようなデータからYouTube(ユーチューブ)のブラウジング機能の重要性はとても高いため、ブラウジング機能を意識した施策が必要と言えるでしょう。
YouTube(ユーチューブ)のブラウジング機能からの流入を確認する方法
ブラウジング機能の重要性を理解したら、実際にYouTube(ユーチューブ)のチャンネルにおけるブラウジング機能からの流入を確認する方法をみていきましょう。
まずはYouTube Studioにアクセスして、左のメニューから「アナリティクス」を選択します。
「ブラウジング視聴」からチャンネル全体の割合を確認する方法は、「リーチ」→「トラフィックソースの種類」に進み、ブラウジング機能の割合を確認しましょう。
動画ごとの割合を確認する方法は、左メニューの「動画」をクリックし、各動画の割合を確認します。
もしチャンネル全体の割合が低い場合は、どの動画が原因で数値を下げているのかを分析することで、改善すべきポイントがみえてくるはずです。
YouTube(ユーチューブ)のブラウジング機能からの流入を増やす方法
YouTube(ユーチューブ)のブラウジング機能からの流入を増やす方法は、YouTube Studioにも表示されている通り、動画のクリック率と総再生時間を増やすことです。
動画のクリック率は5~7%以上をめざす
クリック率とは、視聴者が動画をクリックする割合を示していて、ブラウジング機能に表示されるためには5~7%のクリック率が必要と考えられています。
数ある動画から視聴者がクリックしたくなる動画にするためには、インパクトキーワードを使ったタイトルを設定し、魅力的なサムネイルを作成する必要があるでしょう。
視聴の維持率は40~50%をめざす
視聴維持率とは、チャンネル内の全動画における平均視聴時間をさしています。
視聴維持率が40%の場合、チャンネル内の動画がすべて10分だとすると、1つの動画の視聴時間は4分必要になるということです。
またひとつあたりの動画の再生時間が短すぎてしまうと、総再生時間を稼ぐことができなくなってしまいます。
あるデータによると8分以上の動画は再生回数が伸びるという声も聞かれているため、ひとつあたりの動画は10分以上が目安になります。
施策としては、視聴者の心をつかむ企画にすることはもちろん、動画の冒頭で見どころを簡単に見せるなど、最後まで見たいと思わせる工夫をすると効果的でしょう。
もちろん動画の内容も期待を裏切らないよう、見ていて楽しくなるように動画にメリハリがつくように音声やテロップなどで編集して、飽きずにみてもらえるような楽しい動画にしあげてください。
エンゲージメント(いいね・コメント)を増やす
ブラウジング機能からの流入をめざすためには、エンゲージメントを増やすことも効果的でしょう。
エンゲージメントが多い動画を視聴者は人気動画と判断しますし、YouTube(ユーチューブ)も質の高い動画と判断します。
これは視聴者が感動するレベルの動画か、ユーチューバー本人が促すしか得られる方法はないため、動画内でチャンネル登録と評価をお願いしましょう。
またコメントにはきちんと反応することで、さらなるエンゲージメントが期待できます。
YouTube(ユーチューブ)のブラウジング機能を分かりやすく解説まとめ
YouTube(ユーチューブ)のブラウジング機能では、動画をホーム画面に表示させることができます。
ブラウジング機能は、関連動画とあわせてもっとも動画が再生されやすいエリアですので、動画を表示したいところです。
まず関連動画との違いを理解できていない方がいますので、まずは明確にしたうえで動画のデータから分析を行い、ブラウジング機能に表示されるように施策を行ってください。