SHOWROOM(ショールーム)はたびたびメディアに登場しているライブ配信サービスです。
これからライブ配信で稼いでいきたい人であれば、SHOWROOM(ショールーム)のユーザー数や運営会社に興味がありますよね。
また稼げたのに報酬が支払われない可能性があるのか?
売上がどれくらいあるのかについてもあらかじめ確認しておきたいところではないでしょうか。
そこで本記事ではSHOWROOM(ショールーム)のユーザー数や売上、運営会社についてご紹介していきます。
SHOWROOM(ショールーム)のユーザー数・売上げ・運営会社は?
SHOWROOM(ショールーム)のユーザー数:月間アクティブユーザー数(MAU)
SHOWROOM(ショールーム)のユーザー数を知るには「アプリのインストール数・ダウンロード数」「各社が発表している会員数」「ツールを使って計測した月間アクティブユーザー数」などの方法があります。
SHOWROOM(ショールーム)の月間アクティブユーザー数(MAU)は2020年で50万人程度でした。
今、日本のライブ配信の市場規模は2020年時点で約500億円、利用者数は約447万人と言われています。日本人の約3.6%が利用しているわけです。 アプリの月間ユーザー数を見ると実は「ツイキャス」がトップで、その下に「SHOWROOM」、「LINE LIVE」、「Mirrativ(ミラティブ)」、「V LIVE」と並んでいます
— ち ゛ (@ksnonakanoks) March 1, 2021
2021年のアプリ分析ツール「AppApe」の結果によると月間アクティブユーザー数(MAU)が最も多かったライブ配信アプリは「ツイキャス」でした。
次いでTwitch(ツイッチ)、17LIVE(イチナナ)、Mildom(ミルダム)、Pococha(ポコチャ)、SHOWROOM(ショールーム)、Mirrativ(ミラティブ)、ふわっち、LINE LIVE(ラインライブ)、BIGO LIVE(ビゴライブ)の順でした。
投げ銭制度が整っていてライバーが稼ぎやすいライブ配信サービスはSHOWROOM(ショールーム)、17LIVE(イチナナ)、Pococha(ポコチャ)あたりでしょうか。
ライブ配信で稼ぎたいのであれば、ユーザー数が多いSHOWROOM(ショールーム)と17LIVE(イチナナ)、Pococha(ポコチャ)あたりを比較検討するとよいでしょう。
SHOWROOM(ショールーム)のユーザー数:App Storeのレビュー数
SHOWROOM(ショールーム)のiPhoneからのユーザー数を調べてみました。
App Storeではアプリのダウンロード数が表示されていませんので、レビュー数をご紹介します。
・SHOWROOM(ショールーム):11万
・Twich:17万、ツイキャスライブ:2.8万、LINE LIVE:1.6万、
・17LIVE(イチナナ):7.9万、Mirrativ(ミラティブ):5.4万、Pococha Live:4.4万、BIGO LIVE:1.3万、ふわっち:7,500
SHOWROOM(ショールーム)は日本国内のサービスでありながら上記のようにApp Storeのレビュー数が多いため、ユーザー数も多いと推測できるのではないでしょうか。
ちなみにGoogle PlayではSHOWROOM(ショールーム)アプリのダウンロード数は100万以上です。
日本人ユーザーだけをターゲットにしたMirrativ(ミラティブ)・ふわっちともに同程度のダウンロード数でした。
17LIVE(イチナナ)やツイキャス、BIGO LIVEは全世界でのユーザー数しか分からず日本人ユーザー数を分析できませんでした。
SHOWROOM(ショールーム)の売上げ
2023年現在、SHOWROOM(ショールーム)は上場企業ではないため正確な売上げは分かりませんでした。
2020年まではDeNAの連結子会社でしたので、その頃のSHOWROOM(ショールーム)の売上げをご紹介しましょう。
・2020年4−6月の売上高:57億円
4半期の売り上げを1年間に換算すると228億円、SHOWROOM(ショールーム)の事業内容的に年間通して大きな波はなさそうなのでおおよそ200億円程度の売り上げだと推測できます。
ちなみに2020年度は前年の2倍の売上げだったとの記載がありましたので、2019年は100億円程度の売り上げだったのではないでしょうか。
> 単一事業なので、SHOWROOM以外の事業で会社全体の足を引っ張っているわけではない。純粋にSHOWROOMが軌道に乗っていないのだ。
アプリ自体は人気なので、ユーザー数は増えているのかもしれないが、開発費や広告宣伝費が多額にかさんでいるのだろう。いまだ損益分岐点を超えられない状況だ。 — アンテナちゃん (@jushingyodaiit) November 27, 2019
他のライブ配信と比べてSHOWROOM(ショールーム)の売上高は高い水準です。
しかしファッションショーや雑誌へのスポンサー費がずば抜けて多く、慢性的な赤字体質になっていました。
すでに6期連続で赤字が続いていますので、経営状況はそれほどいいとはいえません。
SHOWROOM(ショールーム)の運営会社
IT大手のDeNAの新規事業部からスタートして2015年に創業された株式会社SHOWROOMがSHOWROOM(ショールーム)の運営会社です。
代表取締役社長はベストセラー「メモの魔力」を出版した前田社長、資本金は1億円、従業員数は120名です。
SHOWROOM(ショールーム)には日本を代表する企業が出資しているという大きな強みがありました。
現在の出資者はTポイントでお馴染みの「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)」、SBI証券のグループ会社「SBIインベストメント」、「KDDI」「テレビ朝日」です。
2022年には「オリエントコーポレーション・クムナムエンターテインメント・ゼンリンフューチャーパートナーズ・QTnet・九州朝日放送」とも資本業務提携しました。
SHOWROOM(ショールーム)の運営会社は赤字が続いていますが、ライブ配信の可能性や将来性を見越して各企業が協力している状況だといえるでしょう。
SHOWROOM(ショールーム)のユーザー数・売上げ・運営会社は?まとめ
SHOWROOM(ショールーム)のユーザー数や売り上げ、運営会社についてまとめてみました。
日本国内のライブ配信アプリのダウンロード数やレビュー数、月間アクティブユーザー数からみるとSHOWROOM(ショールーム)は注目すべきライブ配信サービスだといえます。
リスナーからの投げ銭による売り上げは他社と比較してもトップクラスを誇っています。
しかし宣伝広告費などがかさんでおり、SHOWROOM(ショールーム)の運営会社の経営は赤字が続いていました。
ただ、超大手企業と提携しているためSHOWROOM(ショールーム)のサービスはまだまだ安泰だといえるでしょう。