17LIVE(イチナナ)の確定申告は絶対に必要?
17LIVE(イチナナ)の確定申告のやり方と税金がどのくらいになるのかを知りたい。
ライバーとして収益を得た方は、このような疑問を抱えていませんか。
17LIVE(イチナナ)のライバーとして活動している方の中でも、確定申告と税金の支払いが必要になる方と必要ない方がいます。
ここでは17LIVE(イチナナ)の税金と確定申告の方法について詳しく解説していきます。
17LIVE(イチナナ)の税金と確定申告の方法について
17LIVE(イチナナ)の確定申告が必要な人
17LIVE(イチナナ)ライバーの所得などから、確定申告が必要になる人は下記のいずれかに該当する人です。
- 給与所得がない人:17LIVE(イチナナ)を含む所得が年間38万円を超える人
- 給与所得のある人:17LIVE(イチナナ)を含む副業などでの所得が年間20万円を超える場合
給与所得とは、正社員・アルバイト・パートなど、企業に雇われて収入を得ている方で、このような方は、年間20万円の所得を超えていれば確定申告が必要になります。
一方、個人事業主や専業主婦など、給与所得がない人は、17LIVE(イチナナ)等の所得が年間48万円以上であれば確定申告が必要になる可能性が高いです。
なお注意点として、年間の収益は売り上げすなわち収入ではなく、所得をもとに確定申告が必要なのかどうかを判断するということです。 所得とは、収入から諸経費を相殺したものをさします。
ようするに、17LIVE(イチナナ)で得た金額が上記を超えていても、経費を差し引いた金額が上記を満たさない場合には確定申告や納税が必要なくなります。
確定申告は、前年の所得をもとに毎年3月15日までに済ませなければいけません。
もし確定申告の対象者であっても、税務署や17LIVE(イチナナ)から確定申告のお知らせ等は届きません。
確定申告を始める際、自分で17LIVE(イチナナ)などの所得を管理して、上記の金額を超えていたら自己判断ではじめましょう。
万が一、確定申告が必要なのにもかかわらず怠ってしまうと、重税などのペナルティが科せられるため、忘れずに行うことが大切です。
17LIVE(イチナナ)の確定申告の方法
17LIVE(イチナナ)の収益や個人事業の収益や副業収益の合計額で、確定申告が必要になるのかどうかが決まります。
もし合計額が確定申告が必要になる金額だった場合には、確定申告の準備を進めていきましょう。
確定申告の方法は、確定申告書を作成したうえで、申告書を税務署に提出します。
確定申告書を作成する方法ですが、書類の作成は、下記の4種類から自由に選ぶことができます。
- 1. 確定申告会場の確定申告書作成コーナーを利用する
- 2. 国税庁から確定申告書をダウンロードする
- 3. クラウド会計ソフトを利用する
- 4. 税理士などの専門家に依頼する
17LIVE(イチナナ)のの確定申告を行う際、金額がそこまで高額ではなく、経費も少ないようであれば、確定申告会場の確定申告書作成コーナーを利用してもよいでしょう。
会場には係りの方が駐在するため、会場に必要経費や控除証明書などの必要書類を持参して、案内にしたがって確定申告書を作成することが可能です。
もし経費などがある程度高額だったり、17LIVE(イチナナ)の以外にも副業や事業を営んでいる場合には、クラウド会計ソフトを利用する方法が便利です。
年間で1万円~数万円程度の料金がかかりますが、簿記や会計処理に慣れていない人でも、簡単に確定申告を行うことができます。
17LIVE(イチナナ)や事業・副業の売り上げが高額な場合には、税理士などの専門会に依頼してしまうという方法を検討してもよいでしょう。
費用は他の方法に比べて高額になりますが、専門会に会計処理を任せることでミスなく、終えることができます。
専門家に任せることで17LIVE(イチナナ)のライバー活動に専念できるのもメリットと言えるでしょう。
17LIVE(イチナナ)で税金はどれくらい?
17LIVE(イチナナ)の収益は確定申告を行い、その結果次第では税金の支払いが必要になることがあります。
17LIVE(イチナナ)で得た所得は、ライブ配信を本業としていれば「事業所得」に分類され、副業の場合には「雑所得」として計上していきます。
17LIVE(イチナナ)のが本業なのか副業なのかによって、所得区分が変わりますが、いずれにせよ税金の区分は「総合課税」に分類されることになります。
総合課税には、累進分離課税という税率が適用されます。
累進分離課税とは、所得に応じて税率と控除額が変わる税金システムをさします。
- 課税される所得金額1,000円〜1,949,000円まで:税率5%|控除額0円
- 課税される所得金額1,950,000円〜3,299,000円まで:税率10%|控除額97,500円
- 課税される所得金額3,300,000円〜6,949,000円まで:税率20%|控除額427,500円
- 課税される所得金額6,950,000円〜8,999,000円まで:税率23%|控除額636,000円
- 課税される所得金額9,000,000円〜17,999,000円まで:税率33%|控除額1,536,000円
- 課税される所得金額18,000,000円〜39,999,000円まで:税率40%|控除額2,796,000円
- 課税される所得金額40,000,000円以上:税率45%|控除額4,796,000円
17LIVE(イチナナ)等の所得額によって税率が変わりますが、所得が高くなるほど税率も上がっていきます。 このため結果的に税金も高額になってしまいます。
確定申告で17LIVE(イチナナ)の収益に対して支払う税金を極力抑えたいという場合には、所得を抑えるだけしか方法がありません。
なお、所得を抑えるためには、必要経費を漏れなく申告することになりますので、ライブ配信でかかった経費は、確実に申告を行うようにしましょう。
翌年以降の税金は、iDecoに加入するなどによって、節税することも可能ですので、検討してみることをおすすめします。
17LIVE(イチナナ)の税金と確定申告の方法についてまとめ
17LIVE(イチナナ)の税金と確定申告の方法について解説しました。
ライバー活動で得た所得が一定を超えたら、確定申告が必要になりますので、忘れずに行いましょう。 確定申告の方法としておすすめしたいのは会計ソフトです。
確定申告の時期になって、申告すべきかを判断するのは面倒です。
日ごろから所得や経費を記帳して、時期に備えておかなければいけません。
そこで会計ソフトで日ごろから所得を管理すると非常に便利ですので、是非ご利用を検討されてみてはいかがでしょうか。