ライブ配信を通してライバーとリスナーがコミュニケーションを取れる、ライブ配信アプリの17LIVE(イチナナ)。
そんな17LIVE(イチナナ)でライブ配信中に音楽やBGMを流したいという人も多いでしょう。
しかし音楽やBGMを利用する場合、著作権が気になるという人もいるのではないでしょうか。
17LIVE(イチナナ)では一定のルールを守ることで、音楽やBGMが利用可能です。
そこで今回は、17LIVE(イチナナ)の音楽やBGMの利用方法と著作権を分かりやすく解説していきます。
17LIVE(イチナナ)の音楽やBGMの利用方法と著作権を分かりやすく解説
17LIVE(イチナナ)の音楽やBGMに著作権のあるものでも利用ができる
17LIVE(イチナナ)のようなライブ配信アプリを利用する目的として、BGMを流しながらおしゃべりしたいという人も多いでしょう。
また中には、「歌ってみた」などで有名なアーティストの音楽を歌ってみたいという人もいますよね。
そんな時に気になってくるのが音楽やBGMにある著作権ですが、17LIVE(イチナナ)では第三者の作った音楽でも利用可能な場合が多くなっているようです。
17LIVE(イチナナ)はまず基本的な知識としては、第三者が著作権を持っている音楽を勝手に利用して、ライブ配信アプリでのライブ配信動画内で利用することは当然禁止としています。
その上で17LIVE(イチナナ)は、一般財団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)と包括契約を結んでいるというのが現状です。
つまり、一般財団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)に登録している楽曲であれば、特定のルール内ですが17LIVE(イチナナ)のライブ配信中に使用することができるようになっています。
取材前の空き時間で17LIVEのルールをチェック。みんなBGMを流していたから真似するつもりでしたが…ちゃんとJASRACに申請出すんですね。
iTunesなら簡単みたいだから、そこから音源を取るつもりですが…iTunesに中島みゆきの音源がないことが発覚。「銀の龍に背に乗って」をBGMにしようとしたのに笑 — 福嶌 弘(ふくしま ひろし) (@Hir0shi_max) October 13, 2021
ちなみに一般財団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)は、日本の法人なので海外の音楽の取り扱いはないのでは?と考える人も多くなっています。
しかし一般財団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)は海外のメジャーな楽曲も一通り管轄していますので、探してみると登録されていることが多いようです。
そのためメジャーな楽曲であれば、海外の楽曲でも17LIVE(イチナナ)で利用できる可能性が高いといえるでしょう。
17LIVE(イチナナ)の音楽やBGMに著作権があるものの利用方法
17LIVE(イチナナ)では著作権がある音楽やBGMであっても、一般財団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)管轄のものであれば利用できる可能性が高くなっています。
ただし、一般財団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)が管轄している音楽であっても、カラオケの音源やオリジナル楽曲を利用して流すことは禁止されています。
オリジナル楽曲やカラオケ音源は、著作権の他に「原盤権」という権利が発生しているためです。
そのため、17LIVE(イチナナ)で著作権がある音楽やBGMを利用するのであれば、オリジナルの音源を作成したりフリー音源を探して利用する必要があるでしょう。
基本的にアカペラで歌ったり、自分で楽器を弾きながら歌う「弾き語り」などのスタイルであれば、著作権のある音楽やBGMが利用できるということになります。
17LIVE(イチナナ)では著作権がある音楽やBGMで使えるもの
- 一般財団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)が管轄している楽曲をアカペラで歌う
- 一般財団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)が管轄している楽曲を弾き語りで歌う
- 一般財団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)が管轄している楽曲を自分で演奏する
- 一般財団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)が管轄している楽曲のフリー演奏で歌う
など
17LIVE(イチナナ)では著作権がある音楽やBGMで使えないもの
- 一般財団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)が管轄している楽曲のオリジナルをそのまま流す
- 一般財団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)が管轄している楽曲のカラオケ音源を使って歌う
など まずは17LIVE(イチナナ)で著作権がある音楽やBGMを使うのであれば、利用してOKなものかどうかを確認していきましょう。
利用条件を満たしていることが分かった上で、続いて17LIVE(イチナナ)側に楽曲を利用するための申請を行っていきます。
17LIVE(イチナナ)で著作権がある音楽やBGMを使うための申請方法
- 17LIVE(イチナナ)の公式サイトにアクセスし、その中から17LIVE(イチナナ)ヘルプをクリックする
- 17LIVE(イチナナ)ヘルプの中から「ライバー/配信者 ガイドライン/通報/ブロック」の順でアクセスする
- 「ライバー/配信者 ガイドライン/通報/ブロック」の中にある「音楽の著作権、楽曲申請について」を開く
- 画面を下にスクロールして「申請方法」という項目を確認する
- 「申請方法」の中にある「下記のリンクで楽曲検索を行い、楽曲が登録されているかどうかご確認ください」という部分の下にあるリンクをクリックする
- 内容を確認した上で一番下に表示されている「上記の内容を了承して検索にすすむ」をクリックする
- 楽曲検索画面が表示されるので「作品タイトル」に音楽タイトルを入れるか、「アーティスト名」にアーティストの名前をいれて検索する(ちなみに海外アーティストや海外の楽曲はカタカナでも検索可能)
- 該当する楽曲の一覧が表示されるので、その中に自分が利用したい楽曲があるかどうかを確認し、「作品コード」をメモしておく
- 17LIVE(イチナナ)ヘルプの「音楽の著作権、楽曲申請について」の中の「申請方法」に戻り、「JASRAC楽曲使用申請」のリンクをクリックする
- 楽曲申請ページが表示されるので、上から「氏名」「作品コード」「曲のみ使用、詞曲の両方使用、詞のみ使用のどれに該当するか」などの必要事項を順番に入力し、楽曲申請を行う
- JASRACからの使用申請許可が降りたら、17LIVE(イチナナ)ライブ配信にて規定に従って利用を行う
17LIVE(イチナナ)の音楽やBGMの利用方法と著作権を分かりやすく解説まとめ
今回は、17LIVE(イチナナ)の音楽やBGMの利用方法と著作権を分かりやすく解説していきました。
17LIVE(イチナナ)の音楽やBGMは、一般財団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)が管理している音楽であれば条件付きで利用することができるようになっています。
まずは一般財団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)にて楽曲検索を行い、規定に従った楽曲の使い方を守った上で利用していきましょう。